カルロ・ロッシ

なぜオクセンハウゼンのリープヘル・マスターズ・カレッジ（LMC）に入学しようと思いついたのですか？

LMCの生徒になる前に、自国のナショナルチームと既に一度トレーニングキャンプに参加するチャンスがありました。その後、ここが自分の道を進むため欠かせない場所だということがはっきりしたのです。

オクセンハウゼンのことを以前に聞いたことがありましたか？

はい、聞いたことがありました。なぜかというと、僕の好きな選手のシモン・ゴジが、既にオクセンハウゼン・チームの一員だったからです。そういうわけで、ブンデスリーガで彼と彼のチームの試合をフォローするようになりました。

ご両親は君の卓球キャリアについてどう考えていますか？

初めはあまり感心していない様子でしたし、それは今日に至るまで基本的に変わっていません。だけど彼らは僕が幸せであることを望んでいます。プロとして卓球をプレーするのが僕の希望なので結局のところ支援してくれています。両親は僕をいつも支えてくれるでしょう。

君にとって卓球の魅力とは？

6年間サッカーをやりましたが、そこで勝ったら、それは自分だけの勝利にはならず、あまりいい気分ではありませんでした。卓球では自分だけが主人公で、試合に勝てば、自分と自分の達成したことにすごく誇りを感じます。それが僕にとって最高です。それにもかかわらず、団体競技も好きで、特にリーグでは、時によっては個人競技よりも好きなことがあります。

君から見て、LMCの生徒であることは、何が特別ですか？

とても刺激になるのと同時に厳しいです。ということは、僕の期待通りです。だから、今やりたいことや、自分の将来の予想にぴったりなので、とても気に入っています。もうすでに、ヨーロッパや世界でトップの数選手と一緒に練習ができたことを光栄に思っています。
一日に二回、午前中に3時間、午後3時間練習します。その他にも別途トレーニング・ユニットのために体育館が自由に使えます。それから肉体的トレーニング・ユニットもあって、毎日体育館にいるかまたは「ボディ・フィットネス・ジム」にいます。一番いいと思うのは、トレーニング・ユニットの間にも、同僚やコーチから学び、直接向上を実感できることです。

卓球のプロとしてやる気を起こさせるものは？

卓球が大好きです。本当に偉大な卓球選手になりたいと思っています。またそこにたどり着くために、最高の支援を受けています。僕の目から見れば、これほどいいことはありません。
たくさん僕を勇気づけてくれることがあります。自分の犠牲的精神や、こんなに度々僕と離れて暮らす両親の犠牲的精神、そしてその他多くの小さな、それと同時に大切なことです。
もちろん、オクセンハウゼン・チームとともに生き、ブンデスリーガでプレーする素晴らしい選手になることが夢ですが、同時に目標でもあります。

フィクションでも現実でもいいのですが、有名な人物でなりたいと思う人がありますか？

普通なら、僕の好きなスポーツの最高の選手で、たくさんの女の子に取り囲まれている、クリスティアーノ・ロナウドにしたいところだけれど、それよりも一番お気に入りの選手の、パウロ・ディバラにすることにします。彼は、ユベントスファン（ユベントスは僕のお気に入りチーム）なら、誰にとってもアイドルで、ゲーム開始の時には彼の周りにはやはりいつもたくさん女の子が集まっているし…

余暇はどうしていますか？オクセンハウゼンで気に入っていることや、ここが改善されたらいいと思うことがありますか？

サッカーを本当によく見るし、連続ドラマを見たり、友人に会ったりもします。オクセンハウゼンでは、あまり家が恋しくならないように、よくイタリアンアイスクリームやピッツアを食べます。オクセンハウゼンで絶対変えられたらいいと思うのは、天気です。僕はサルディニアの気候に慣れていて、オクセンハウゼンの冷たい気温に慣れていません。

LMCでの友達付き合いはどうですか？

ここにフルタイムでいる、何人かの男子と仲良くしています。例えばベルトランやジュティ。僕と同じプロジェクトにいるカッツマンは、親友の一人でEYC2016のダブルスのパートナーです。時々、休憩時間に一緒に－トレーニングキャンプの男子生徒とも－アイスクリームを食べます。ここの人達は基本的には誰もとても親切で、スター気取りの人はいません。例えば一度一人でピッツアを食べていたら、後から僕より年上の同僚が同じピッツェリアにやってきて、さっさと僕の座っているテーブルに来て、一緒にピッツアを食べたんですけれど、そういうことをとてもうれしく思いました。

卓球は別として、他にも才能がありますか？

さっき言ったように、6年間サッカーをやっていたので、とても得意です。僕の友達は毎日、どうしてサッカーをやめたのか聞きます。

それに対してどう返事していますか？

正直言って、その理由はもう覚えてないけれど、個人競技が好きで、名誉を独り占めしたいからかな。