オクセンハウゼンのLMCが卓球の人材育成に通じていること、世界中でそこだけにしかないトレーニングの条件や組織が構築されていることは、国際的卓球シーンでも知られるようになりました。世界のトップに属するためには、世界のトップから学び、彼らと協力する必要があります。LMCは戦略的に重要な協力関係を結び、その翼をアジアにまで伸ばすことができました。

2017年にはアジアで以下の協力関係を結ぶことができました。

中国

2017年8月

8月には、クリスチャン・ペイノヴィッチが、山東魯能と提携するため中国に飛びました。そうはいっても、Googleで調べないと、君たちには何のことかすぐには分からないと思いますが、このクラブは世界最強のリーグ、中国スーパーリーグで何度も優勝していて、世界で最も強い卓球クラブかもしれません。

これまでドイツの卓球機関で、中国のトップクラブと提携したところはありません。

LMCにとっては、スポーツでの交流に加え文化交流もとても興味があります。相互のトレーニングキャンプも年に数回開催されることになります。それについても今後報告します。

不要な知識:君たちの中にサッカーファンがいれば、山東魯能を知っているかもしれません。正式な名前は山東魯能泰山フットボールクラブで、6月から元ブンデスリーガ優勝チームコーチのフェリックス・マガットが監督しています。

日本

2017年9月

9月にはクリスチアン・ペイノビッチが、そこからもう少し遠くの東京に、日本男子卓球ナショナルチームに装備を提供するスポンサーVICTASの記者会見のために、飛んだというかわざわざそこに呼ばれました。そこでは将来のVICTASの選手の進歩にとって、LMCが確固たる構成要素となることが発表されました。10月にはすでにVICTASの日本人若手人材が、数週間LMCに派遣されます。

VICTASにとって、この提携関係がいかに重要であるかは、クリスチアン・ペイノビッチの記者会見での出番がたった8分間だったにもかかわらず、わざわざドイツから日本に呼ばれたことにも表れています。8分間のためにこれほどまでするとは!